平成29年第三回区議会定例会 一般質問

昨日、議会質問を行いました。

事前に通告していた通り、3つのテーマでの質問をしました。

今回は、今年6月に策定されている区の20年に及ぶ計画「中央区基本計画」を前提に、最初の10年の『基本計画』を策定中ということを踏まえ、今、行政に尋ねたい3つのテーマで質問をしています。

 

◇地域共生社会に向けて プロアクティブ・コミュニティにおける地位共同の在り方について

質問の趣旨:

本年各省庁で出された人口動態推計は、日本の急速な少子化と高齢化がより進んでいることを示しています。

人口の高齢化は、社会保障費の増大を伴います。そこで厚労省では、高齢者福祉に携わる人材も減少しているため、地域での支えあいができるよう、「わが事、まる事地域共生社会の実現本部」を立ち上げ、話し合いが始まっています。

私はかねてより、高層マンション建築によって、中央区が大切にしてきた町会などの地域コミュニティが図りにくい状況になることから、すでに発生している様々な課題を、地域住民自身が解決していけるような、協働の在り方について、問題意識を持っています。

今月、5月にアンケート調査をした「第47回区民世論調査」の結果をいただいています。

しかし調査結果を見ると、区民が最重要施策と選んだ1位は、子育て支援ですが、2位の高齢者福祉・介護、3位4位の防災対策・防犯対策は、地域のコミュニティという基盤が無ければ、成り立たない施策ですが、なんと、「地域コミュニティの育成」については、下から3番目に位置づけられていました。

つまり、区民の意識では、高齢者福祉、介護、防災防犯は大切だけれど、その施策をつなぐのは人々のコミュニティである、というところに、意識が結び付いていない、ということがわかりました。

これから、まだまだ、中央区は大規模再開発が続き、晴海選手村跡地は、5000戸の住宅が出来上がります。

さらにタワーマンションが2棟立ちます。現在、戸建てがどんどん地上げで無くなり、そこにマンションが建てられている地域もあり、地域コミュニティをどう構築していくか、大きな課題となっていきます。

高齢者の孤独死の問題も、今後一層、大きくなっていくはずです。

中央区も、福祉や、子どもたちについて、NPOやボランティアとマッチングをし、そこに予算を付けて『協働』事業をしていますが、今こそ必要なのは、「地域課題に一定の役割を果たすボランティア団体などと連携し、地域力を高めていくこと」だと私は思います。しかし、こうした協力団体に対し、必ずしも福祉の在り方や、基本方針を十分示されないまま、活動しているように見受けられます。今後ますます、地域の問題は地域で解決する力が必要になってきます。ですから、各部局が区民の力を必要とする問題を出して、重層的に、有機的に連結したコミュニティを一括して区民に『協働』について学んでいただく機会を作り、区が必要とする協働事業に参画していただき、「地域共生社会」へ向けたシステム構築が必要だと区の所見を伺いました。

答弁:

町会自治会への支援を行い、その活動を保管してくれる団体とのコーディネイトを行います。

地域活動の担い手は、「協働ステーション中央」を中心に、「地域活動の担い手塾」を開催しながら、つながりを増やしていく取り組みを行います。

・・・・と、前向きなご答弁をいただきました!

「地域活動担い手塾」は、窓口をひとつにできるので、区民にとってもわかりやすいはずです。

この塾を終了した人に、各部局で協働していただきたいところ参画していただくことで、協働に参加する区民の生きがいや、やりがい、また、地域の人たちと顔が見える関係が構築されていくことでしょう。

区民参加型のガバナンスを推し進めることで、区民と、行政をより身近にしていくはずです

今後に期待しながら、、担当官たちと施策の実現に向けて、個別に話し合いをしていく所存です。

 

◇中央区健康自治体日本1に向けた事業展開について 区の健康事業における健康長寿に基づくウォーキング事業展開について

 

質問の趣旨:東京都健康長寿医療センター研究所の青柳幸利先生による、群馬県中之条町の「奇跡の研究」があります。

「歩く」という指標で、「身体活動と病気予防の関係」について、中之条町の5000人の65歳以上の方を対象に、身体活動計を装着した15年間に及ぶ研究結果が出されています。

2000年から現在も継続している研究ですが、それによると、ウォーキングの黄金律がわかったそうす。

それは1日8000歩、そのうち20分、何とか話ができる速度で中強度のウォーキングを継続して行うことによって、健康改善し、体力(筋力・柔軟性・持久力・平衡性・全身協調性)が向上し、その結果、動脈硬化、脳卒中、心疾患、寝たきり、うつ病、認知症、骨粗しょう症などを防ぐ効果が上がり、なんと、医療費が3割減少したことがわかりました。

このエビデンスをもとに、高齢化率が高い自治体で、ウォーキング事業を始め、その効果を大きく出している横浜市の実例を上げました。

この事業は、18歳以上を対象に、歩数計を配り、歩数を図るリーダーを横浜市内1000か所に設置しており、若いころからの運動習慣をつけながら、全世代が参加できる仕組みとなっています。歩数計の計測のために、あちこちの商店街を訪れることで、地域活性化の効果も出ており、また、全員の歩数が10万歩を超えた月は、国連に寄付を行う社会貢献事業も行っています。また、抽選ですが、景品に変えられる特典もあり、ウォーキングに参加する動機づけにもなっています。8000歩、毎日歩いている男性が多いというのも特徴です。

中央区は、これから第38回オリンピック競技大会で、晴海に選手村を迎える自治体です。

区民にオリンピックを機会に、永続的な財産をどのように残すか?

このとき、スポーツ、というキーワードで、区民に対し、健康事業を立ち上げながら、日本で健康長寿自治体ナンバー1を目指していくこと・・・という大きな財産を残していくこと・・・これは、選手村を要した自治体だからこそ、やる価値があり、地域コミュニティー形成においても、その人個人が生涯健康で過ごすという生活の質を維持するためにも、非常に大事な事業ではないか?っと質問しました。

 

答弁:

ウォーキングは、手軽に行えるものであり、中央区には、豊かな水辺のプロムナードも整備しており、歴史的建造物も多いので、そのような場所をめぐるウォーキング事業を検討中です。

・・・とのこと。こちらも前向きな答弁をいただきました。

この事業を、全世代に対し推奨していくシステム構築や、区民へのレガシーとして打ち立てていくことを、『基本計画』に盛り込んでもらえるように、こちらも、これから担当部局と話し合っていきたいと思います。

 

◇三歳児検診時の視力検査について

 

質問の趣旨:生まれてから、0.1のもやっとした世界で生きている子どもにとっては、そのもやっとした世界で、「見えている」と答えるそうです。

三歳児検診では、事前に保健所から送付されるキットを使って、お母さんが、「見える?」と尋ねてるので、たとえ、0.1のもやっとした世界であっても、子どもは『見える』と答えます。

子どもの視機能は、だいたい、6歳ころまでで成長を終えます。

とくに0~4歳までのゴールデンタイム、と言われる時期に、早期発見・早期治療を施すことによって、「弱視」は改善、治るのだそうです。

小児眼科の先生より、小学生になって、弱視が発見され、検査のために紹介状をもって来る児童と母親に、「もう手遅れです」と告知しなければならないことが、多いとご教示いただきました。

3歳児検診は親。次の検査は5歳児検診ですが、これは小学校入学のために必要な視力0.7まであればよいので、この時も弱視を見逃されるのだそうです。

弱視とは、眼鏡をかけても1.0視力が出ない人を言います。

視能訓練士を3歳児検診で導入している自治体に尋ねたところ、どの自治体でも、1%以上の三歳児に弱視や、屈折異常が発見されています。しかし、中央区は、発見するシステムが現在の検診では構築されていません。

ですが、屈折検査を行える機械を使用すれば、10秒ほどで、目の状態がすべて判明します。

現在3歳児検診では、食育に1時間を費やしていると担当官から事前に伺いました。食育も大切ですが、そのうちの10秒、お母さんにくださいと言って、「忙しいから無理です」というお母さんはいないのではないでしょうか?

むしろ「時間がかかっても、診てもらいたいです」と仰るはずでは?

そこで、子育て自治体ナンバー1を誇る中央区では、今後ますます新生児が誕生していく人口推計にあるのだから、しっかり三歳児で弱視を発見できるシステムを構築してほしいということと、お母さんたちに、視機能が育つ時期に、3Dなど加工した映像をなるべく見せないように(脳が誤作動を起こす)、また、欧米では法律で12歳まで禁止されているブルーライトを見せないように(近視が進むそうです)、正しい視力の育て方を啓発してほしいとお願いしました。

答弁:

厚労省でも今年4月に、重要性を周知するように、通達が来ており、お母さんたちにはその通達を出しています。

また、子どもの目が見えていなさそう…という時は、受診勧奨します・・・との答弁。

今後、屈折異常の機械を導入してもらえるように働きかけていきます。あきらめず、その必要性を訴え続けていきます!!!

生まれてきた子どもたちが、職業選択の時に、視力が出ないということで、働きたい職業に就けなくなることは、避けてあげたいと思います。それができるのは、政治。必要性を訴え続け、早期発見できるシステム構築をお願いしていく所存です。

全文は、これまでしてきた質問と一緒に、議会質問コーナーを作って、そちらにアップしたいと思います。

まだ、そこができていないので、みなさまにわかりやすい、読みやすいHPにしますね!

では☆